さて今回は、お父さんの正礼装、モーニングについてです。
モーニングコートは男性のフォーマルスタイルの中でも最上級の正装とされるもののひとつで、スマートに着こなしたいものですが、滅多に着ることがないので、意外とわからないことが多いことと思います。
ここでは、当店にご試着に来られた方から実際にいただいたご質問を、Q&Aの形で皆さんにもご紹介していきたいと思います!4回に分けて、生の声をお届けしますね。
Q.1 夕方からの式だけどモーニングで良いのでしょうか?
A. フォーマルのルールにおいて、「モーニングコート」は昼の正礼装です。
また、結婚式が18時以降からであれば、「燕尾服」が夜の正礼装になります。
ただ日本では、ナイトウエディングだとしても「燕尾服」を選ぶ方はめずらしく、「モーニングコート」を選ぶ方が圧倒的に多いのが実情ですね。
しかしながら、夕方以降の挙式でモーニングをお考えの方は、念のため、ご両家でご相談ご確認の上ご衣裳を決められることをお勧めします。
Q.2 タキシード?燕尾服が良いと書いてありますが。
A. 昼の正礼装として「モーニングコート」があるように、夜の正礼装として、「燕尾服(ホワイト・タイ)」と「タキシード(ブラック・タイ)」があります。
元々、「燕尾服」の正礼装に次いで「タキシード」は準礼装の位置づけでの装いでしたが、近年では燕尾服を着用する機会が減ったこともあって、「タキシード」も正礼装とみなすことが多くなりました。
いかがでしたか?
モーニングコート、タキシード、燕尾服、わかっているようでなかなか違いがわからないものですね。
お客様からのご質問はまだまだあります。次回に続きます!
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